設定ファイルの編集

提供: Opera Wiki
カスタマイズの基本から転送)
移動: 案内, 検索

Opera では、各種の設定ファイルを編集することで更に高度なカスタマイズが可能になる。ただし、その場合にはいくつかの注意すべき点がある。

目次

[編集] 重要な注意事項

[編集] UTF-8n対応のエディタを使う

Windows9x系とNT4では menu.ini などの設定ファイルは Windows 付属の「メモ帳」で編集しないでください。(2000以降のNT系OSならば可。)

過去にメモ帳で編集してトラブルが起きたことがありました。

メモ帳使えないならどうすれば!!という人は

でUTF-8Nに◎が付いてるのをダウンロードして使ってください。

[編集] ファイルの編集時は Opera を終了させておく

設定ファイルを編集するときは Opera を終了させてください。特に opera6.ini や使用中の設定ファイルを編集するときは注意が必要です。 Opera の起動中に使用中のファイルを編集しても、 Opera によって内容が元の状態で上書きされることがあるため作業が無駄になります。

なお、 opera6.iniopera:config でほとんど編集することが出来るので、直接このファイルを編集する機会は少ないと思ってください。

[編集] Operaのインストールフォルダにあるファイルは出来る限り編集しない

Operaのインストールフォルダにあるdefaultsフォルダ内のファイルは、標準設定ファイルです。

C:\Program Files\Opera\defaults

これを編集することでもカスタマイズは可能ですが、Opera本体をアップデートしたときに元に戻されてしまうため、カスタマイズ内容があっさり消えてしまいます。 設定フォルダに存在するものを編集するか、下の基本に書いてある手順に従い標準設定ファイルをコピーしそれを編集してください。

[編集] ファイル編集の基本(9.0以降)

menu.ini(メニュー)を新しく編集する場合。

  1. 設定】-【詳細設定】-【ツールバー】を開く
  2. 『メニュー設定』の「Opera Standard」を選択
  3. 《コピー》ボタンを押し,新しく出来た設定を選択
  4. (新規タブで)opera:config#UserPrefs|MenuConfiguration を開き,設定ファイルのファイル名をコピー
  5. Operaを終了
  6. 先程コピーした設定ファイルをエディタで開く
  7. 編集し保存する
  8. Opera を起動

同様のプロセスで toolbar.ini(opera:config#UserPrefs|ToolbarConfiguration ),mouse.ini(opera:config#UserPrefs|MouseConfiguration ),keyboard.ini(opera:config#UserPrefs|KeyboardConfiguration )等が編集できます。

特に menu.ini を作るときに重要なのがカスタマイズしていない部分(セクション)を消すことです。[1] こうすることで、バージョンアップ後にデフォルトのメニューの変化に追従できない、あるいはそれが原因で問題が起きる、ということが少なくなります。[2]

たとえば、[Document Popup Menu]だけを編集するのであれば、profile/menuに保存する設定ファイルは[Document Popup Menu]の項目だけを記述すればいいのです。残る他のセクションは自動的にデフォルトの設定ファイル(standard_menu.ini)から補完されます。


[編集] 引数一覧

メニューやツールバーのアクション内で使う引数にの一覧です。

%u 
表示中のドキュメントの URL
%t 
選択中のテキスト
%s 
source of currently displayed document
%c 
クリップボードの内容
%l 
リンク (unsure which though)
%i 
number of search hits (in search.ini)

 ファイル 設定 ネットサーチ 1ページあたりの検索結果の表示数 (Opera7.23jpの場合)  で設定した数字が入る。

Adding Open with IE / Mozilla into the menusの項目んとこから引用

[編集] 主な設定ファイル

以下のファイルはすべて、Opera の内部アクションを用いた記法で記述されていて、比較的簡単に編集してカスタマイズすることができます。

[編集] 脚注

  1. 設定ファイルに書かれているものだけが反映されます。
  2. 例えばOpera7で使用された標準設定ファイルをそのままにした状態でOpera9にアップデートすると、Opera7のメニューのままの状態になってしまいます。
個人用ツール
名前空間

変種
操作
案内
ツール