twaddler - CUI based Twitter client V0.3 Project

かつて、ひう氏が開発・配布していたTwitterクライアントのtwaddlerを、Twitter API v1.1に対応させてみようというプロジェクトです。
V0.2.1はBASIC認証の古いAPIを用いているため、今日では使用できません。
twaddlerの中身をなるべくそのままに、一応使えるところまで持っていくことを目標にしていますした。一応目標に到達しました。現在は別のプロジェクトに手を出しています。
開発はWindows 10 Home + Strawberry PerlならびにRaspbianで行っています。その他の環境ではうまく動作しないかもしれません。

V0.3の変更点

V0.3.0 Windows環境で動作するように。文字コード変更・システムコマンド使用の停止(bash 以外のシェルのサポートに相当?)
V0.3.1 Twitter API v1.1を使えるように
V0.3.2 日本語の投稿ができるように(マルチバイト文字の処理に関する記述に相当?)。エスケープ文字が使えるように。本バージョンからWindows-EXE版を追加

セットアップ

V0.2.1で使用していたもののほか、次のモジュールを追加で使用しています。足りない場合は(sudo) cpan install OAuth::Lite::Consumerなどしてください。
use warnings;
use OAuth::Lite::Consumer;
use String::Escape;

Twitter API v1.1対応に伴い、アカウント名とパスワードの利用ができなくなりました。twaddler V0.3ではアカウント名とパスワードの代わりにアクセストークンを使用します。
現在、twaddlerはTwitter for Windowsとして振る舞います(暫定措置)。Twitter for Windowsのアクセストークンを取得してください。
通常版ではtwaddler 本体をテキストエディタで開き、$token , $token_secret を使用するアカウントのものに書き換えてください。
Windows-EXE版ではtwaddlerwin-sets.txtをテキストエディタで開き、$token , $token_secret を使用するアカウントのものに書き換えてください。
Windows環境での動作に対応しています。通常版をWindowsで使用する場合は、$windows を1にしてください。

使用上の注意

ツイートを投稿するとき、改行することができます。改行位置にWindows:\n Linux:\\nと入れてください。

使い方の例

日時をツイートする
twaddler -p `date +\%Y\%m\%d`
負荷状況をツイートする
twaddler -p `uptime`

ダウンロード

通　常　版：twaddler V0.3.2
上記を保存し、拡張子を.plに変更してください。また、必要に応じて実行権限を付与してください。
Windows-EXE版：twaddlerwin V0.3.2
上記を解凍し、twaddlerwin-sets.txtにアクセストークンを設定し保存した後、コマンドプロンプトでtwaddlerwin.exeを実行してください。
twaddlerwin.exeをダブルクリックで起動しても、すぐに閉じてしまいます。
詳しい使い方：
twaddlerwin.exeがあるフォルダの何もないところで、Shiftキーを押しながら右クリックし、「PowerShell ウィンドウコマンドプロンプトをここに開く」をクリックします。開いたウィンドウ内にtwaddlerをドラッグアンドドロップし、スペースを空けてからコマンドを入力してEnterを押します。コマンドを入力せずにEnterを押すと、説明書が表示されます。

以下、WebArchiveに残っているtwaddlerの配布ページの全文引用です。

twaddler - CUI based Twitter client

twaddler について

非対話的なコマンドライン Twitter クライアントです。必要最低限の機能をPerl言語で実装しています。現在のリリースは、`荒削り'といった位置付けです。ライセンスには GNU GPL を採用していますので、自由に改変、再配布などを行なってください。また、本スクリプト以上の完成度を持つ Haskel による実装 `Twidge' など、沢山の素晴しいソフトウェアもあります。

セットアップ

本スクリプトは、以下の Perl モジュールを利用しています。お使いのホストにインストールされていない場合は、CPAN などで入手してインストールしてください。

require HTTP::Request;
use strict;
use utf8;
use LWP::UserAgent;
use JSON;
use Encode;
use Switch;

twaddler は configure や make の必要はありません。スクリプト単体で動作します。利用を開始するには、twaddler 本体をテキストエディタで開き、$user と $passwd をログイン時に使用するアカウント名とパスワードに書き換えてください。また、デフォルトでは下記のようにカラー表示をするようになっています。bash向けのエスケープ文字を使用している為、それ以外のシェルの場合は $color を 0 (カラー表示の停止)にするか、スクリプトを書き換えてください。

11:23
<username>
@user
This is test message
(1234567890)

コマンドラインオプション

twaddler では、以下のオプションをサポートしています。

--list [n]: 最新のフレンドタイムラインを n 件表示する。n を省略すると、Twitter 標準の件数分表示する。
--listme [n]: 自分の過去のつぶやき一覧を n 件表示する。n を省略すると、Twitter 標準の件数分表示する。
--post Message: Messageで指定した文章を投稿する。
--kill MessageID: MessageIDで指定したつぶやきを削除する。

それぞれのオプションは短縮形式(-l,-m,-p,-k)をサポートしています。また、オプションを省略すると、バージョン情報と簡易ヘルプを表示します。

これからの予定

マルチバイト文字の処理に関する記述、取得したタイムラインの差分管理やログ出力、検索機能、bash 以外のシェルのサポート、~/.twaddlerによる個人情報および表示などの設定を保持、対話的なセットアップ

ダウンロード

 Name          Size  Description

 Parent Dir..>     -  
 twaddler         2k  version 0.2.1

ライセンス

Gnu GPL

連絡先

はなたかひう hiu(atmark)sakura.ne.jp