ウィジェットのスタイルガイド

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Opera Widgets Style Guideをローカライズしたものです。原文とは異なる表現を使ったりしています。
この記事のライセンスはCreative Commons 表示-非営利-継承 2.5 一般です。原著作者はOpera Softwareです。

なお、ウィジェットに関する説明は「Opera ウィジェット」を、その他のウィジェット関連の文書について知りたい方はCategory:ウィジェットを、それぞれご覧ください。

目次

[編集] はじめに

このスタイルガイドはOpera Desktop Widgetをデザインするときの必要事項と提案を紹介します。これによって、あなたの創造性を損なわずにウィジェットの見た目に関しての決定を下す助けになるでしょう。

すべてのウィジェットは「閉じる」ボタンを装備していなければなりません。「閉じる」ボタンは常に表示されてるか、そのウィジェット上にマウスポインターがあるときは常に表示されていなければなりません。「閉じる」ボタンの見た目やその他についての詳しい解説は以下をご覧ください。この必要事項を満たしていないウィジェットは、ほぼ必ずwidgets.opera.comでの配布を許可されません。

[編集] 小さくまとめる

画面上を占領してしまわないように、ウィジェットは出来る限り小さく作りましょう。ユーザーの中には小さなウィジェットを使用してデスクトップ領域を上手に使いたいと思う人もいます。ウィジェットを小さく作ることによって、あなたのウィジェットをユーザーのデスクトップに置いてもらえるようにしましょう。

ファイル:Screenspace.png
どちらのウィジェットをデスクトップに表示させておきたいかは一目瞭然。

ウィジェットを折り畳めるようにしておけるようにするのも良い考えです。

ファイル:Thumbfull.png
折り畳むのはスクリーンの上手な使い方。

スクリーン上の領域を使いすぎないことは、時計やRSSフィードなど、ユーザーがちらちらと頻繁に見るウィジェットには特に重要です。しかし、ゲームなどのように、ユーザーがまれに且つ長時間利用するウィジェットにはさほど重要ではありません。

[編集] 反応を分かりやすく

ウィジェットはユーザーの行動に対して見た目で反応するのが良いでしょう。ボタンやリンクやその他のコントロールは、ユーザーが選択したりアクティブにしたりしたときに変化すると良いでしょう。

ファイル:Interactivity.png
ボタン四変化。

ユーザーがタスクをこなそうとウィジェット上で何かをしたとき、出来る限り素早くそのタスクを実行できるようにしましょう。もしそのタスクが長時間かかるものだったりしたときは、ユーザーに遅延を知らせたり、可能であれば推定実行時間を知らせてあげましょう。

ファイル:loadingsearching.png
ウィジェットが実行中であることを知らせるアニメーション。

ユーザーはあなた以外の作者の作ったウィジェットも使い、あなたのウィジェットでも同じような機能を求めます。他のウィジェットのデザインも見てみましょう。もしできるなら、同じ機能には同じシンボルを使いましょう。グラフィックはあなた独自のものでもかまいません。色や印字やスタイルは違っても、シンボルとその位置はそろえましょう。

[編集] 一貫性を持つ

ファイル:Style closebuttons.png
スタイルは違ってもシンボルはそろえよう。

ウィジェットにとって一貫性は特に重要です。ボタンはウィジェットのサイズが変わっても、ウィジェットのボーダーに対して同じ位置にあるようにしましょう。

ファイル:Consitentpositioning.png
ボタンはウィジェットのボーダーに対して位置取りを守るように。

特に注意が必要なボタンは、「閉じる」ボタンと設定ボタンです。すべてのウィジェットは、右上に「X」の形をした「閉じる」ボタンを装備していなければなりません。

ファイル:Close.png
わかりやすく右上に「閉じる」ボタンを置こう。

ウィジェットの中には設定ボタンを装備するものもあるでしょう。設定ボタンは「閉じる」ボタンの左横に配置し、ウィジェットの歯車シンボルを使いましょう。

ファイル:Closeandconfig.png
設定画面を開くボタンには歯車を描こう。

[編集] 簡潔さを保つ

ウィジェットは一つのことだけを効果的にこなせるべきです。もしウィジェットが複雑になりすぎるなら、小さく特化されたウィジェットに分けることを考えましょう。

ファイル:SimpleComplex.png
ウィジェットのユーザーインターフェイスに使われるコントロールには必要な情報だけを簡潔に備えよう。

[編集] 創造しよう

もしあなたがユーザーインターフェイスに関する特に良い、しかもあまり使われていないアイデアをお持ちなら、ウィジェットでそれをテストするのが害も少なくて良いかもしれません。しかし、「こうすればカワイくなるかも」や「こうすればコードが描きやすくなるかも」というのは言い訳にすぎず、創造ではありません。

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