ウィジェットの設定を保存する

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Opera Widgets Preference Storeをローカライズしたものです。原文とは異なる表現を使ったりしています。
この記事のライセンスはCreative Commons 表示-非営利-継承 2.5 一般です。原著作者はOpera Softwareです。

なお、ウィジェットに関する説明は「Opera ウィジェット」を、その他のウィジェット関連の文書について知りたい方はCategory:ウィジェットを、それぞれご覧ください。

目次

[編集] はじめに

Opera Widgets Preference Storeには、Operaウィジェット(以下単に「ウィジェット」)の設定やその他のデータをセッションを終了しても保存させることができます。一度Preference Storeにデータが保存されると、ユーザーがウィジェットを閉じて再度開いても使うことができます。

[編集] Preference Storeとは

Preference Storeとは、stringとしての「キー」と「値」のことです。ウィジェットは、ユーザー名、ウィジェットの設定、キャッシュされたデータなどを後日また使うことができます。データはハードドライブなどの機器に保存され、いつでも参照し直すことができます。これはウィジェットが再起動されたり、機器やウィジェットを動かす元(Opera)がクラッシュしても変わりません。

ウィジェットのデータはそのウィジェットだけが使うことができ、他のウィジェットやウェブページは使うことはできません。

[編集] Preference Storeを使う

Preference Storeを利用するにはwidgetオブジェクトのsetPreferenceForKyepreferenceForKeyの2つのメソッドを使います。setPreferenceForKyeは、保存される値とキーの名前の2つの引数をとります。preferenceForKyeはキーの名前を引数にとり、その値を返します。例えば

widget.setPreferenceForKey( 'gautamc', 'username' );
//Close and reopen the widget
var username = widget.preferenceForKey('username');

値は即座に保存されるので、参照するためにウィジェットを再起動する必要はありません。もし既存のキーに値を保存した場合、その値は警告なしに上書きされます。

注:このメソッドはMac OS Xのダッシュボードウィジェットに存在する似たメソッドにちなんで、互換性を促進するために名付けられました。

[編集] 保存容量について

ウィジェットの設定を保存できる容量の比較的限られた機器もあります。もしウィジェットが空き容量を越えてデータを保存しようとした場合は、最後に起動した日時の最も古いウィジェットの設定を削除することで容量を確保します。

例えば、あなたの機器がウィジェットの設定を2つまでしか保存できる容量が無いと仮定し、新しくインストールされたウィジェットは皆設定を保存するとします。もしあなたがBBC Newsウィジェットをダウンロードし、次の日に2d rulerウィジェットをダウンロードしてからBBC Newsウィジェットを使うとします。もしあなたが次の日にEarthquake monitorウィジェットをダウンロードしてこのウィジェットの設定を保存したら、新しい容量を確保するために一番昔に起動した2d rulerの設定は削除されてしまいます。

設計上、一つのウィジェットに対する設定は全て消去か全て残るかのどちらかしかありません。新しいウィジェットの設定を保存するために設定のうちの一つだけが削除されるということはありません。つまりあなたは保存されたウィジェットの設定がちぐはぐになっている心配をする必要はありません。

注:ウィジェットの設定は全て削除されますが、ウィジェットのクッキーとキャッシュについてはこのほどではありません。

[編集] 参照

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