セッション
セッションは、Operaの作業状態(開いているページやタブの位置等々)を保存・再現できる機能です。いつも行なっている作業に最適化した状態を保存しそれをすぐに再現できるので、日常作業の効率化が図れます。また複数の作業状態を保存し、毎回起動時に選べるようにする事もできます。
目次 |
[編集] 保存される作業状態
セッションで保存される作業状態は、以下の通りです。
- ウインドウの状態
- 開かれているウインドウ
- 各ウインドウの位置
- タブの状態
- 各タブで開かれていたサイト
- 各タブの位置
- 各タブ内のページの縦スクロール位置
- 各タブの履歴
- 表示設定
- スクロールバーの表示設定
- ツールバーの表示設定
- ズーム倍率
- ウィンドウ幅に合わせる機能の有効・無効
- スタイルの設定(製作者モード、ユーザモード)
- 画像表示の設定(表示・非表示・キャッシュのみ)
- ウィジェットの状態
- 開かれているウィジェット
- 各ウィジェットの位置
[編集] セッションの作成
メインメニューの"ファイル > セッション"から「セッションの保存」を選択すると、セッションを保存ウインドウが表示されます。そこでセッション名を入力し「OK」ボタンを押すと、セッションが保存されます。
なお、このセッション保存ウインドウにある『Operaの起動時にこのセッションを表示する』にチェックを入れると、起動時にこのセッションが開かれます。
セッションは、設定フォルダ以下の session フォルダ内に .win という拡張子のテキストファイルとして保存される。
[編集] セッションの削除
セッションを削除するには、メインメニューの"ファイル > セッション"から「セッション管理」を選択して下さい。表示されるセッション管理ウインドウから削除したいセッション名を選択し、「削除」ボタンを押すと削除されます。
[編集] セッションを開く
[編集] 別ウインドウに開く
保存したセッションを開く(作業状態を再現する)には、メインメニューの"ファイル > セッション"を選択すると、作成されたセッションの一覧が表示されるので、開きたいセッションを選択して下さい。すると保存したセッションが、"別ウインドウで"開かれます。
[編集] 現在開いているウインドウ内に開く
現在開いているウインドウに保存したセッションを開くには、メインメニューの"ファイル > セッション"から「セッション管理」を選択して下さい。次に表示されるセッション管理ウインドウから開きたいセッション名を選択し、『タブを現在のウインドウ内に開く』にチェックを入れて「開く」ボタンを押すと、現在開いているウインドウ内に保存されたセッションが開かれます。
[編集] 起動時にセッションを選択して開く
起動時に保存しているセッションの中からセッションを選択して開くには、メインメニューの"ツール > 設定 > 一般設定"の「起動時の動作」で『起動ダイアログを表示する』にし、「OK」ボタンを押してください。すると起動時に、前回終了した状態やセッションを選択するウインドウが表示されるので、開きたいセッションを選んで「起動」ボタンを押して下さい。すると選択したセッションが開かれます。
[編集] その他
セッションで保存している環境のデータが単にURLだけの場合、ブックマークでも代用できます。まず開きたいサイトをまとめて1つのフォルダに登録します。すると、フォルダにまとめられているブックマークはメインメニュー「ブックマーク」で表示されるメニュー(「フォルダ内の全てを開く」)で、一度にまとめて開く事ができます。またブックマークで代用した場合、Opera Linkで他の環境と同期する事もできますし、ブックマークフォルダにはニックネームを割り当てる事もできるので、それをアドレスバーのアドレス入力欄やページへ移動ダイアログに入力する事で、素早くサイトを開く事もできます。