opera ex/使い方
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operaのmenu.iniに追記して使う、テキストコピー時にURLなどを補完するツールです。
引数によっておおまかに3つのモードにわかれます。
[編集] 設定モード
opera_ex.exe
引数なしで起動したときにこのモードになります。次項にある「補完モード」の設定を楽にできるように作成したモードです。
起動させるとダイアログがでますので使うものにチェックをつけて生成ボタンを押せばクリップボードにmenu.iniの書式で書かれた文字列がコピーされます。あとはmenu.iniのお好きなところにペーストしてください。
ただしペーストするときはUTF-8対応のエディッタですること。
詳しくはカスタマイズの基本をどうぞ。
[編集] 補完モード
opera_ex.exe [オプション] URL
最後にURL[1]を渡したときはこのモードで起動します。起動したらまずクリップボードの文字列を見て、オプションで指定された書式で補完と変換を行ないます。
オプションは順番通りに記述しなければなりません。以下使われるオプションを列挙します。
[編集] 補完モード指定
最初にくるオプションは以下の7つの内のどれかでなくてはいけません。
- [-a]
- 「<a href=URL>元の文字列</a>」
- [-a='TARGET']
- 「<a href="URL" target="TARGET">元の文字列</a>」
- [-o]
- 「元の文字列(改行)<a href="URL">URL</a>」
- [-o='TARGET']
- 「元の文字列(改行)<a href="URL" target="TARGET">URL</a>」
- [-q]
- 「<q cite="URL">元の文字列</q>」
- [-b]
- 「<blockquote cite="URL"><p>元の文字列</p></blockquote>」
- [-b(数値)]
- クリップボードにある文字列が(数値)以下の場合は-qと同じ。それ以外は-bと同じ働きをする
- [-hd]
- 「*<a href="URL" target="TARGET">元の文字列</a>(改行x2)」
[編集] 他
この後に以下にあげる補足的なオプションを指定します。-hと-xを除く全て複数指定可で順番は関係ありません。
- [-c='class_name']
- クラス名を指定します。<a class="class_name" href=URL…と補完されるようになります。
- [-d=(数値)]
- クリップボードにある変換前の文字数が(数値)以下の場合改行を削除します。他の補完に先がけて行なわれます。
- [-h]
- 改行前に<br>を補完します。
- [-x]
- 改行前に<br />を補完します。
[編集] デバッグモード(おまけ)
opera_ex.exe [引数]
最後にURL以外の引数を指定するとデバッグモードとなります。最初に「最後の引数でURLを指定していない」旨の警告が出たあと、渡された引数が次々にポップアップウインドウに書かれて出てきます。Opera内部で%uとか%Uとか%tとかがどういう置換をして渡しているか調べるのに便利です。