Portable Opera
Portable OperaはPortableAppZがOperaをカスタマイズしてUSBメモリなどに入れて持ち運べるようにしたものです。
目次 |
[編集] 公式サイト
[編集] はじめに
Portable Operaは彼らが非公式に作成しているものであり、Opera Softwareとは"一切関係ありません"。また、実行ファイル名やサイトなどでOperaPortableと表記されていますが、ここではPortable Operaという名称で扱います。
公式のOperaは11.00からUSBメモリ向けのインストール(スタンドアロンインストール)が可能になっています。基本的には公式のOperaを利用するようにしてください。もし公式のOperaが動作しないもしくは動作はするが挙動がおかしい場合などに利用して見てください。
[編集] ダウンロード
Portable Operaがある記事でDownload Portable ~ from MegaUploadをクリックして、リンク先で画像に表示されている文字を入力した後ファイルのダウンロードをクリックしてしばらく(45秒ぐらい)待ってから無料ダウンロードのボタンをクリックしてダウンロードしてください。
[編集] インストール
ダウンロードしたファイルを開くと、言語の選択画面が出てきます。基本的にそのままで大丈夫です。次にどこにインストールするか指定します。USBメモリにインストールする場合はUSBメモリのドライブを指定してください。後は自動的にインストールされます。バージョン10以降の場合、インストール画面は日本語にも対応していて自動的に日本語表示になるのでわかりやすいです。
[編集] アップグレード
公式のOperaの新しいバージョンがリリースされてからしばらくしてPortable Operaが公開されます。既存のPortable Operaをアップグレードするには新しいバージョンのPortable Operaをダウンロードしてインストールしてください。
[編集] アンインストール
Portable Operaをアンインストールするには、Portable Opera本体が入っているフォルダをまるごと削除すれば完了です。
[編集] 同梱のiniファイルについて
Portable Operaには実行ファイルがあるフォルダ内にOperaPortable.iniがあります。 このiniファイルはPortable Opera本体の制限や設定があります。値にtrueを入れると有効、falseを入れると無効となります。以下iniファイルにある項目について説明します。
- AllowMultipleInstances
- Portable Operaを複数起動するかの項目です。初期設定ではfalseになっており、Portable Operaは1つしか起動できません。
- DisableSplashScreen
- 起動時にスプラッシュスクリーンを表示させないようにする項目です。初期設定ではfalseになっており、起動時にスプラッシュスクリーンが表示されます。
- SplashScreenName
- 不明。初期設定では何も入力されていない。
- GoodExit
- 不明。初期設定ではtrueになっている。バージョン9系のみの項目。
- CheckRegWrite
- レジストリが書き込めるかチェックします。初期設定ではtrueになっていて、レジストリに書き込めないときに注意する(?)画面が出てきます。バージョン10系のみの項目。
- LastDirectory
- 不明。初期設定ではインストールした場所が記述されている。バージョン9系のみの項目。
- PortableSaveDir
- 不明。初期設定ではtrueになっている。バージョン10系のみの項目。
- PortableOpenDir
- 不明。初期設定ではtrueになっている。バージョン10系のみの項目。
- PortableSounds
- 不明。音関連?初期設定ではtrueになっている。バージョン10系のみの項目。
- EmptyCacheOnExit
- 終了時にキャッシュを削除するかの項目です。初期設定ではtrueになっています。バージョン10系のみの項目。
- UserDefaultLang
- ユーザーのデフォルトの言語に関する項目です。初期設定ではtrueになっていて、デフォルトの言語が使われます。バージョン10系のみの項目。
- Language
- 言語の項目です。日本語だとjaが入っています。バージョン10系のみの項目。
[編集] バグ・不具合
- 2バイト文字を含むフォルダにインストールすると設定がうまく反映されなかったり挙動がおかしくなったりする。
[編集] 類似するソフト
- Opera@USB - USBメモリに入れて持ち運べるようにしたOpera。詳細はリンク先を参照。
- Opera Portable - 名前は似ているが別物。詳細はリンク先を参照。
- Opera, Portable Edition - 一部異なっているところがあるが、ほとんど同じ仕組み・構造をしている。詳細はリンク先を参照。