User JavaScript
提供: Opera Wiki
User JavaScript(ユーザー・ジャバスクリプト、以下「User JS」と略す)とは?
- 制作者の用意するJavaScriptに加え、ユーザがローカルに保存した任意のJavaScriptを処理できるようにする仕組み。
- Firefoxの拡張機能Greasemonkeyとある程度の互換性を有している。
です。
目次 |
[編集] 公式ページ
[編集] User JSを使うには?
- フォルダを作成します。(よくわからない場合はマイドキュメントなどに「userjs」などというフォルダを作るとよいでしょう。)
- 作成したフォルダに、任意のUser JSファイルを保存します。
- 設定ダイアログの"詳細設定 > コンテンツ > JavaScriptオプション > ユーザーJavaScriptファイル"で、先ほどUser JSファイルを保存したフォルダを選択します。
|
|
[編集] Android版で動かす
バージョン12以前(現Mobile Classic)でのみ可能。PCと同様にディレクトリ(フォルダ)を作成し、opera:config#UserPrefs|UserJavaScriptにアクセス、「User Javascript
」へのチェックと「User JavaScript File
」の入力欄へUserJSの保存ディレクトリのフルパスを記入、ページ一番下の「保存」ボタンを押し、Mobile Classicを再起動する。
これにより、例えばoAutoPagerizeなどが使えるようになる。
[編集] 注意など
- コンマで区切ることで、複数のフォルダを使用することが出来ます。
- 「サイトごとの設定」で、任意のサイトに対して別のフォルダに保存されたUser JSを適用させることもできます。
- そのサイトのみに使用したいUserJSのみを使用できるので、必要ないファイルを実行せずに済み、より高速に動作することが期待できます。
- 副作用を起こすUser JSもあります
- まったく関係ない別のページでデザインが崩れたりすることがあります
- JavaScriptが設定で無効となっている場合、ユーザーJavaScriptも無効となります。
- Disable scriptやNo More Scriptを導入することで一応ユーザーJavaScriptのみを適用することも可能です
- 時折「再起動が必要」と書かれますが……それは「嘘」です。
- User JSは必ずしも安全ではありません。悪意のあるスクリプトによってパスワードを盗まれるといった危険性や、プログラムのバグや脆弱性を狙って第3者から攻撃を受ける危険性はゼロではありません。User JSは自己責任のもとで使用することになりますので、特に出自の不明なスクリプトなどは安易に使用しないようにしましょう。
- Opera10.50からlocalStorageと同様にopera.scriptStorageが実装されていますが、デフォルトの状態では»User JS Storage Quotaが0になっているため使えません。
[編集] User JavaScriptの管理
以下は有志が作成した管理アプリケーションです。
- UJS ManagerでOperaから直接管理できます。
- Opera Unite上で動作します(要Opera 10.10以降)
- oAutoPagerizeと衝突する場合あり。oAutoPagerize.jsで*.jsをexcludeする事で回避できる。
- GreaseOperaを利用してソフトウェアから管理することも出来ます。
- OperaUserJavascriptManagerを利用してある程度自動的に最新版を維持できます。
- UserJS Managerを利用することもできます。
- セキュリティソフトによっては危険なプログラムと見なされるかもしれません
[編集] 主なUser JavaScript
全てがOpera最新版で動作するとは限りません。動かない場合は潔く諦めましょう。